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キャロットケーキを求めて

チーズケーキにモンブラン、チョコレートケーキにミルクレープ...

ケーキのショーケースは見ているだけで心ウキウキです!

でも日本のケーキやパンは、ヨーロッパに比べてものすごい種類が豊富です。

特にヨーロッパは味に保守的。日本のように季節ごとの「新商品」や期間ごとの「限定品」は、そうはありません。

キャロットケーキを求めてそんなヨーロッパの製菓業界で、私が一番好きで、かつ謎めいている存在なのが「キャロットケーキ」です。

そう、その名の通り人参ケーキです!

私とキャロットケーキの最初の出会いは、10年くらい前の南アフリカでした。

知人の家へ行ったとき、スーパーの袋からパックされたキャロットケーキがおもむろに出てきたのです。

人参は嫌いではなかったのですが、野菜というイメージからその時は食べる気が正直おきませんでした。

しかしそれからしばらくして、違う知人宅にお邪魔した時のこと。なんとホームメイドのキャロットケーキが出てきたではありませんか!

さすがにこれはご招待に預かったのだから...と一口。

その一口で恋に落ちました。

甘過ぎなくて、素朴な味の茶色いスポンジにはすりおろした人参。そして甘みと酸味のハーモニーがたまらない、スパイシーなク
リームチーズのクリーム!

それからというもの、それまで一番だったチーズケーキに替わってキャロットケーキを主に頼むようになりました。

しかし日本に帰ってみると、やはりキャロットケーキの姿はどこにもなく、「懐かしの南アの味」という記憶にだんだん変わっていきました(高田馬場の某カフェで、何度か食べたことはありますが)。

それから何年か後、イギリスへ旅行したときのこと...正直私は目を疑いました。な、なんとキャロットケーキがいたるところに溢れていたのです!

駅のキオスクにも、カフェのメニューにも、フォートナム&メイソンなどの高級店ショーケースにも、もちろんスーパーにも売っています。まるで天国、嬉しさのあまり毎日食べ比べをしたくらいです。

レシピが店によって違うので、甘さ加減もそうですがスポンジにドライフルーツやナッツが入っていたり、クリームチーズでなくシュガーのアイシングだったり...よく晴れた日には公園の芝生に寝そべりながら、ケーキを頬張っていました。

添乗員になってからは、もちろんどこの国にいってもキャロットケーキがあるかないかを確認しています。

今のところ南アとイギリスのほか、カナダ、アメリカ、フランス、ドイツ、オーストリアで発見しました。

このうち町中かなりの確率で遭遇できるのは旧大英帝国関係の地で、その他の土地では探せばあるのかもしれませんが、一回か二回程度しか未だ見ていません。

やはり鍵はイギリスにあるのでしょうか?!

オーストラリアやニュージーランドでも、やはりキャロットケーキの目撃情報を聞きます。

一説によると、人参は砂糖大根に次ぐ糖分を含む野菜。しかも砂糖は高級品だったので、中世のころから人参は積極的
に甘味に使われていたそうです。

それが歴史の表舞台に堂々とあらわれたのが、第二次世界大戦中のイギリス。配給制で人気になったといいます。

そしてカフェにキャロットケーキが置かれるようになったのは、意外と近年の60年代アメリカにて、ということで、なるほどスターバックス(日本の店舗にも今まで何回か期間限定で販売されました)にも置いてあるわけですね!

これからも私のキャロットケーキへの探求は続きます。

ここで見た!この国にもあった!という声があれば是非教えてください!!

特派添乗員:宝生美歌 (2011年6月)

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